六甲山の山頂の平均気温は9℃、こんな環境に六甲高山植物園はあり高山植物を中心に六甲山自生植物など約1500種を栽培。
その一角に「あじさい園」があり、六甲山の幻のアジサイ「シチダンカ」や「エゾアジサイ」など約30種のアジサイが咲いていて、他の植物園より数は少なめですが、地元のものや日本各地、海外のものまで美しい花がそろっています。
涼しい環境なのでアジサイの見ごろは他の場所より少し遅めで、見ごろを逃した人にとってもオススメの場所になりますね。
アジサイ鑑賞の季節になると「あじさい散歩道」と題して、それぞれのアジサイの特徴やその花にまつわる話が載っている掲示板を設置し、違った角度からその花の魅力を楽しめるようになっています。
そんな六甲高山植物園のアジサイの見ごろやアクセスをチェックしましょう。
Contents
アジサイの見ごろと開園情報
六甲高山植物園の見ごろは、6月中旬~7月中旬です。
※涼しい場所なので7月上旬でも元気なアジサイが楽しめます。
開園時間:10:00~17:00(入園は16:30まで)
入園料:大人620円 小人310円(4才~小学生)
六甲高山植物園へのアクセスと駐車場
電車
阪神御影駅・JR六甲道駅・阪急六甲駅
↓ 神戸市バス16系統(約20~30分)
六甲ケーブル駅
↓ 六甲ケーブル(約10分)
六甲ケーブル山上駅
↓ 六甲山上バス(約10分)
六甲山エリア(六甲山上バス「高山植物園」駅下車)
車
国道43号線東明交差点から表六甲ドライブウェイを通って六甲山エリアに行けます。
高山植物園前に駐車場があります。
※あじさい園には東出入口付近の駐車場が便利でしょう。
※園内マップは公式HPより引用
代表的なあじさいの見ごろ
マイコアジサイ
ヤマアジサイの変種で白い上品な花を咲かせます。
原種のマイコアジサイは京都の醍醐山で発見されましたが、現在は標本のみしか無いようです。
見ごろは6月下旬~7月中旬になります。
シチダンカ
ヤマアジサイの変種で六甲山の特産種です。装飾花が八重咲きで各がく片が剣状に尖っており、きれいな星のように見えるのが特徴です。
見頃は6月下旬~7月上旬になります。
キヨスミサワアジサイ
千葉県の清澄山が原産のヤマアジサイの変種です。がく咲きで白い装飾花の縁が紅色になっていて、非常に美しい花を咲かせます。
見頃は6月下旬~7月中旬になります。
ベニガク
江戸時代からあるヤマアジサイの園芸品種。
土壌の性質に関係なく赤色の花を咲かせます。最初は白色ですが、太陽の光を浴びると徐々に赤色に変わるのも特徴です。
見ごろは6月下旬~7月中旬になります。
ヒメアジサイ
ホンアジサイとエゾアジサイの交雑種であると考えられていますが、優美な姿から「ヒメアジサイ」と名付けられました。
手まり型の咲き方をして、酸性の強い土壌で育つと澄んだ青い花を付けます。
見ごろは7月上旬~7月中旬になります。
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